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数字で見る協和キリン数字でみる
更新 2026年7月2日
ここがポイント
売上は約5,000億円で、そのうち研究開発費が約1,000億円。稼いだお金の約5分の1を「次の薬を作るための研究」に回している計算になる。製薬会社は薬が世に出るまで10〜20年かかることも多く、こうした規模の先行投資をためらわず続けられる体力があるのは大手ならではだ。
出典:協和キリン 有価証券報告書(2025年度)
協和キリンの業績推移業績の伸び
更新 2026年7月2日
ここがポイント
売上は4年で約1.4倍に伸び続けている一方、税引前利益は2023年をピークに一度落ち込み、2025年に持ち直している。これは日本での薬価引き下げやアジア地域の組織見直しといった「変化の痛み」が数字に表れた期間があったことを意味する。売上の伸びは本物で、利益面も回復基調にある。
出典:協和キリン 有価証券報告書(2025年度)
協和キリンの売上構成なにで稼いでる?
更新 2026年7月2日
ここがポイント
協和キリンは「医薬事業」だけで成り立っていて、事業を複数の柱に分けていない。つまり医薬品の開発・製造・販売に会社のすべてをつぎ込んでいる構造だ。食品会社のキリンHDとは名前が似ているが別会社で、「専業の製薬メーカー」として希少疾患やがんの治療薬に特化している。
出典:協和キリン 有価証券報告書(2025年度)
協和キリンの事業概要どんな仕事してるの?
更新 2026年6月30日
ビジネスのしくみ
協和キリンは、希少疾患・血液がん・免疫疾患などの治療薬を開発・製造し、病院や専門医に届ける医療用の製薬会社だ。ドラッグストアで売っている薬ではなく、骨のミネラル代謝に異常が出る病気や特定の血液がんのような「患者数は少ないが深刻な病気」の薬に力を入れている。自社の研究室で生まれた薬について、各国で臨床試験を行って承認を取得し、北米・欧州・アジアの医療現場へ届けるところまで一貫して手がけているのが特徴だ。
つくってるもの・サービス
クリースビータポテリジオOTL-200(遺伝子治療)KOMZIFTI免疫・アレルギー治療薬
おもな取引先
主な顧客は、大学病院や専門医がいる病院、医薬品を仕入れて医療機関に届ける卸売業者だ。最終的に薬を使うのは、骨・ミネラルの代謝疾患や血液がん、難治性の血液疾患を抱える患者。希少疾患では患者数が少ないため、専門医への情報提供や保険適用交渉が普及のカギになる。国内外の医療現場が主な「売り先」となる、医療機関向けのビジネスだ。
協和キリンの強み・弱みいいとこ・気をつけたいとこ
更新 2026年6月30日
◎ ここが強い!
1発酵・バイオ技術に強みがあり、希少疾患領域で世界に通じる薬を開発できる
2クリースビータなどのグローバル製品が北米・欧州で着実に浸透し、売上を押し上げている
3自己資本比率が80.6%と高く、長期の研究開発に耐えられる財務的な安定感がある
△ ここは気をつけたい
1日本での薬価引き下げが重荷で、国の医療政策に収益が大きく左右される
2新薬開発は10〜20年かかり、莫大な先行投資が失敗に終わるリスクが常にある
3APACの事業再編や希望退職の実施から、成長領域への組織転換が続く過渡期にある
協和キリンの新卒採用情報採用情報
更新 2026年6月30日
社風
患者に向き合う使命感を全社員で共有し、職種・地域を超えた『One Kyowa Kirin』の連携を重んじる文化。1,000人超の社員がゼロから作った『私たちの志』が組織の土台で、チームで困難を越える姿勢が根付いている。フレックスや在宅勤務制度もあり、自律的な働き方を推奨。
こんな人を求めてる
職種にかかわらず共通するのは、論理的思考と粘り強さ、そしてチームで働く姿勢。研究職なら好奇心と挑戦心、開発職なら自律的に考え行動できる力、MRなら誠実さとコミットメント。患者・医療従事者への貢献を仕事の軸に置き、専門性を磨き続けられる人を求めている。
選考の流れ
27卒
💼 募集職種
創薬研究職:創薬・データサイエンス
新薬を生み出すため、疾患の仕組みや遺伝子・タンパク質などを調べ、実験データやオミクス情報、AIも活用して薬の候補を探し評価する職種。
💰 初任給4年制大学卒業:275,000円/6年制大学卒業:299,000円/修士課程修了:299,000円/博士課程修了:343,000円 ※2026年4月現在
製薬技術研究職:CMC開発・製剤・生産プロセス
創薬研究で見つかった候補物質を、実際に使える医薬品の形へ近づける仕事。プロセス研究、製剤研究、製造技術の研究を通じて臨床開発や供給につなげる。
💰 初任給4年制大学卒業:275,000円/6年制大学卒業:299,000円/修士課程修了:299,000円/博士課程修了:343,000円 ※2026年4月現在
クオリティサイエンス職
医薬品の品質を科学的に評価し、原料・資材の受入試験、製造工程や環境の管理、製品の品質評価、安定性評価、規制対応などを担う職種。
💰 初任給4年制大学卒業:275,000円/6年制大学卒業:299,000円/修士課程修了:299,000円/博士課程修了:343,000円 ※2026年4月現在
生産技術職
工場で高品質な医薬品を安定してつくるため、新製品の製造プロセス確立、技術移管、設備導入、製造トラブルの原因究明や改善などに取り組む職種。
💰 初任給4年制大学卒業:275,000円/6年制大学卒業:299,000円/修士課程修了:299,000円/博士課程修了:343,000円 ※2026年4月現在
エンジニアリング職
医薬品製造設備の計画、設計、建設、検証、保全まで関わり、安全で安定した生産環境を支える。xR、ロボット、IoTなどの活用も期待される職種。
💰 初任給4年制大学卒業:275,000円/6年制大学卒業:299,000円/修士課程修了:299,000円/博士課程修了:343,000円 ※2026年4月現在
臨床開発職
臨床試験を円滑に進めるため、試験計画の立案、モニタリング、承認申請に必要な資料作成、導入評価などを行い、新薬の価値創出に関わる職種。
💰 初任給4年制大学卒業:275,000円/6年制大学卒業:299,000円/修士課程修了:299,000円/博士課程修了:343,000円 ※2026年4月現在
データマネジメント職
新薬の承認に必要な臨床試験データを管理し、データの品質を担保する職種。正確なデータ管理で、開発判断や申請に使える情報を整える。
💰 初任給4年制大学卒業:275,000円/6年制大学卒業:299,000円/修士課程修了:299,000円/博士課程修了:343,000円 ※2026年4月現在
統計解析職
臨床試験の計画段階から関わり、集まったデータを正確・迅速に解析する。解析結果を適切に評価し、社内外のデータ活用で開発を進める職種。
💰 初任給4年制大学卒業:275,000円/6年制大学卒業:299,000円/修士課程修了:299,000円/博士課程修了:343,000円 ※2026年4月現在
臨床薬理職
薬物濃度データを有効性・安全性やバイオマーカーデータとあわせて解析し、臨床試験の予測、効率化、加速化に貢献する職種。
💰 初任給4年制大学卒業:275,000円/6年制大学卒業:299,000円/修士課程修了:299,000円/博士課程修了:343,000円 ※2026年4月現在
バイオマーカー職
医薬品の有効性・安全性に関わる体内の因子を測定・解析し、薬効予測、作用機序の解明、適応拡大候補疾患の探索などに取り組む職種。
💰 初任給4年制大学卒業:275,000円/6年制大学卒業:299,000円/修士課程修了:299,000円/博士課程修了:343,000円 ※2026年4月現在
MR職
医師や薬剤師などの医療関係者に、医療用医薬品の情報を科学的根拠に基づいて提供・収集・伝達し、適正使用を進める営業系の職種。
💰 初任給4年制大学卒業:275,000円/6年制大学卒業:299,000円/修士課程修了:299,000円/博士課程修了:343,000円 ※2026年4月現在
コーポレートスタッフ職
人事、経理、法務、総務、広報、海外事業などの本社機能で、会社全体を支えながら施策を立案・実行し、経営を支える職種。
💰 初任給4年制大学卒業:275,000円/6年制大学卒業:299,000円/修士課程修了:299,000円/博士課程修了:343,000円 ※2026年4月現在
ファーマコビジランス職
医薬品の安全性情報を国内外から収集・評価し、規制当局への報告や添付文書改訂、医療関係者への情報提供などを通じて患者安全を守る職種。
💰 初任給4年制大学卒業:275,000円/6年制大学卒業:299,000円/修士課程修了:299,000円/博士課程修了:343,000円 ※2026年4月現在
協和キリンの志望動機例・質問例就活ガイド
AI生成
更新 2026年7月2日
ESや面接の準備に、そのまま使えるヒント集だよ。※ AIが公開情報をもとに作成しています。応募前に必ず公式情報で確認してね。
😊 向いてる人
希少疾患やがん治療など、社会的に意義の大きい専門領域に携わりたい人に向いている。長い開発期間を粘り強く乗り越え、チームで研究を進める喜びを感じられる人や、患者の生活を変えたいという強い使命感がある人にも合う。グローバルに活躍したい理系学生にとっては、世界展開する製品と研究基盤は魅力的な環境。
😣 ちょっと注意
早期にビジネス成果が見えやすい仕事を望む人は、製薬の開発サイクルの長さにストレスを感じやすい。また、薬価改定や競合薬の登場など、外部要因で戦略が変わる環境が苦手な人も注意が必要。全国転勤を避けたい人も多い職種では対応が難しく、キャリアの自律性より安定したレールを求める人にはギャップが生まれることもある。
志望動機 例文 1
私が製薬業界を目指したきっかけは、高校時代に祖父が希少な血液疾患を患い、治療法が限られていた経験です。主治医から「この病気に使える薬は非常に少ない」と告げられたとき、自分が将来その「少ない」を変えられる仕事に就きたいと思うようになりました。…
私が製薬業界を目指したきっかけは、高校時代に祖父が希少な血液疾患を患い、治療法が限られていた経験です。主治医から「この病気に使える薬は非常に少ない」と告げられたとき、自分が将来その「少ない」を変えられる仕事に就きたいと思うようになりました。大学では生命科学を専攻し、臨床試験のデザインや医薬品の承認プロセスについて学ぶ中で、希少疾患領域は市場規模が小さく多くの製薬企業が参入しづらい一方、患者にとっての必要性は極めて高いことを知りました。そこで業界を調べた際、骨・ミネラル代謝疾患向けのCrysvitaや血液がん治療薬Poteligeoを世界展開し、遺伝子治療OTL-200まで手がけているのが協和キリンでした。希少疾患に絞って研究開発費1,000億円超を投じ、グローバルに患者へ届ける体制を持つ企業は他にありません。入社後は開発職として、各国の規制対応や臨床データの整理に取り組み、一つの候補薬が承認を得て患者の手に届くまでのプロセスを最前線で支えたいと考えています。祖父が経験したような「治療の選択肢がない」状況を一つでも減らすことが、私の仕事の目標です。
志望動機 例文 2
私が協和キリンを志望するのは、大学院でのタンパク質工学の研究を通じて、バイオ医薬品の可能性と難しさを同時に実感したからです。研究室で抗体の機能を改変する実験を繰り返す中で、既存の化学合成薬では届かない患者に新しい選択肢を届けられるバイオ医薬…
私が協和キリンを志望するのは、大学院でのタンパク質工学の研究を通じて、バイオ医薬品の可能性と難しさを同時に実感したからです。研究室で抗体の機能を改変する実験を繰り返す中で、既存の化学合成薬では届かない患者に新しい選択肢を届けられるバイオ医薬品に強く引きつけられました。一方、製薬企業が希少疾患に特化してバイオ医薬品を世界展開するには、研究から製造まで一貫した技術と長期の投資が欠かせないと気づきました。業界を調べていく中で、発酵・バイオ技術を土台とした研究開発力を持ち、CrysvitaやOTL-200のような希少疾患向けバイオ・遺伝子治療薬を実際に複数国で届けているのが協和キリンでした。年間1,012億円の研究開発費と349億円の設備投資を継続し、HB7棟のようなバイオ製造基盤を強化している企業は国内製薬の中でも限られています。入社後は製薬技術研究職として、バイオ医薬品の製造プロセス開発に携わり、候補化合物が安定した品質で患者へ届く生産体制の構築に貢献したいと考えています。研究を実際の治療に結びつけることが、私が仕事に求める最大の価値です。
💬 面接の予想質問集+解答例
Q. 協和キリンを志望した理由を教えてください。
A. 希少疾患の患者に治療の選択肢を届けることへの強い使命感から製薬業界を目指しました。その中で、Crysvita等の希少疾患向け薬を世界展開し、研究開発費に1,012億円を投じて専門性を深めている御社に惹かれ、志望しました。

「なぜ製薬か」と「なぜ協和キリンか」を分けて答えると説得力が増す。希少疾患・グローバル展開など具体的な特徴を必ず入れること。
Q. 学生時代に最も力を入れたことを教えてください。
A. 大学院でのタンパク質工学の研究に最も注力しました。試行錯誤が続く中でも実験の仮説を立て直し、最終的に学会発表まで結びつけることができました。この経験を通じて、粘り強く課題に向き合う姿勢が身についたと感じています。

協和キリンが求める「粘り強さ」「論理的思考」に結びつけた回答が高評価。実験や研究のエピソードが特に刺さりやすい。
Q. 医薬品の開発には10年以上かかることも多いですが、長い目標に向かい続けるためにどんな工夫をしていますか?
A. 大学の研究でも結果が出るまでに時間がかかる経験をしてきたため、短期の小さな達成感を大切にしながら継続する習慣を意識しています。患者に届く瞬間をゴールに見据えることで、長期のモチベーションを保てると考えています。

製薬特有の「長期間・高リスク」という開発の特性を理解していると示せる質問。具体的な習慣やエピソードを添えると説得力が増す。
🙋 逆質問のネタ
▶「One Kyowa Kirin」の取り組みで、地域を越えて経験を共有した具体的な事例を教えていただけますか?
▶入社後3年間の育成プログラムでは、実際にどのようなスキルが身につくことが多いですか?
▶現在、開発パイプラインで特に注力している候補品や疾患領域はどこですか?
▶社内公募制度を使って他職種・他部門にチャレンジした先輩社員の事例はありますか?